日常英会話というと、どんな会話を想像しますか。
「こんにちは、トム」
「やあ、ソフィー、今日はいい天気ですね」
……確かに日常会話ですが、面白くないですね。
楽しい日常会話を手軽に楽しむなら、Nintendo switchの「あつまれ どうぶつの森」(Animal Crossing)が最適です。
ユニークな動物たちが明るく挨拶してくれる。しかも、実際の会話でも使われる英単語を用いて。
手軽に日常会話を学ぶコツをお伝えします。
「あつまれ どうぶつの森」の英語をおすすめする理由

「あつまれ どうぶつの森」は、日本ではライトなゲームファンにも大人気のゆるい無人島生活体験ゲームです。
世界中ではどのくらい人気なのか調べようとしたら、任天堂のプライバシーに引っかかるのか残念ながら調べられませんでした。
でも、世界の任天堂だから、世界中でゆるーく遊んでいただいているはずです。
さて、日本で「あつまれ どうぶつの森」を英語版にするには、日本のNintendo switchの本体の言語設定を、「English」にすれば、一部のソフトは自動的に完全に英語になります。
全てのソフトが英語になるわけではありません。
「あつまれ どうぶつの森」で英語を学ぶメリットは、以下4つです。
- ネイティブが自然に使っている日常英会話の宝庫である
- キャラクターが可愛く、個性的なので楽しく遊べる
- 分からない単語が出てきても後で調べれば大丈夫な緩いゲーム
- 世界観が優しいので、のんびり遊べる
「あつまれ どうぶつの森」の魅力は、ほのぼのとした温かみのある世界観、しかしやりこみ要素もばっちりあるところです。
英語版「あつ森」を楽しむ3つのコツ

英語版「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」をたのしむには、以下3つのことを行うことです。
- とにかく住人と会話
- なにかやる
- わかりにくい会話を映像でイメージ
とにかく住人と会話
住人との積極的な会話を楽しむのがゲームを楽しむ重要ポイントです。
住人たちは日常会話でよく使われる自然な英語表現を使い、同じフレーズを繰り返します。
そのためいつのまにか英語が記憶に定着します。
例えば、 “How are you?”や”What’s up?”などの挨拶から始まり、感情表現や依頼の仕方まで幅広く学ぶことが可能です。
毎日全ての住人と話すことで、楽しみながら実用的な英語力が身につきます。
なにかやる
ゲーム内の様々なアクティビティを通じて英語の動詞表現を効率的に覚えられます。
釣りや虫取り、DIYなどの行動と英語が直接結びつき、体験的に語彙を習得できるからです。
“catch a fish”(魚を釣る)、”craft furniture”(家具を作る)など、行動と英語表現が同時にインプットされます。
コレクションすることを楽しみ、ゲームを進めることで記憶に残る英語学習が実現できます。
わかりにくい会話を映像でイメージ
キャラクターの表情や動作と組み合わせて英語を理解することで、文脈把握力が向上します。
言葉だけでは理解困難な表現も、動物たちを観察することで何を伝えたいか想像することができるからです。
住人が困った表情で”I’m in a pickle”と言えば、「困っている」という意味だと映像から理解できます。
音声と映像の相互作用により、自然な英語理解力とコミュニケーション能力が同時に身につきます。
「あつまれ どうぶつの森」で学ぶ英語

「あつまれ どうぶつの森」では、以下3つの点の英語を学ぶことができます。
- フレンドリーな会話
- 公式テストにあまりない言葉
- 豊富な日常英単語
フレンドリーな会話
どうぶつの森では教科書にない親しみやすい英会話表現を自然に学べます。
住人たちが使う英語は堅苦しい敬語ではなく、友達同士で使うカジュアルで温かみのある表現が中心だからです。
“Hey there!”や”What’s cooking?”といった気軽な挨拶から、”You’re the best!”のような褒め言葉まで、実際の友人関係で使える表現が豊富です。
ゲームを通じて英語圏の友達と自然にコミュニケーションが取れる実用的な会話力が身につきます。
公式テストにあまりない言葉
英検やTOEICでは出題されにくい生活密着型の英語表現を効果的に学習できます。
ゲーム内では釣りや園芸、インテリアなど趣味に関する専門用語や、感情を表現するスラング的な言葉が頻繁に登場するからです。
“sea bass”(スズキ)や”weeds”(雑草)、”awesome sauce”(最高!)など、日常生活で実際に使われる表現が満載です。
テスト対策だけでは身につかない、リアルな英語コミュニケーション能力を自然に習得できます。
豊富な日常英単語
ゲーム内の膨大なアイテムや行動を通じて、生活に密着した英単語を効率的に覚えられます。
家具、服装、食べ物、道具など身の回りのあらゆるものが英語で表示され、使用する度に単語が自然に記憶に定着するからです。
“watering can”(じょうろ)、”cozy sweater”(暖かいセーター)、”wooden chair”(木製の椅子)など、実生活で使う頻度の高い単語が豊富です。
教科書では学べない実用的な語彙力を、楽しみながら無理なく身につけることができます。
「あつ森」英語でオンラインに挑戦する前の心構え
ネチケットを守ること
オンラインマナーを守ることで、海外プレイヤーとの良好な関係を築けます。
文化や言語が異なる環境では、基本的なネットエチケットが相互理解の土台となり、トラブルを未然に防げるからです。
島を荒らさない、勝手にアイテムを取らない、”Thank you”や”Please”などの基本的な礼儀表現を使う、相手の時間を尊重するなどが重要です。
マナーを意識することで言語の壁を越えて信頼関係を構築し、楽しい国際交流が実現できます。
相手が喜ぶ言葉を用意
褒め言葉や感謝の表現を事前に準備しておくと、スムーズなコミュニケーションが可能になります。
限られた英語力でも、相手を喜ばせる言葉があれば好印象を与え、言語の壁を感じさせない交流ができるからです。
“I love your outfit!”(その服装素敵!)、”Thanks for having me!”(招待してくれてありがとう!)などの表現を覚えておきましょう。ネガティブな冗談は決して言わないこと、一緒に楽しめる、誉め言葉や仲良くしたいことを伝えるのがいいです。
ポジティブな言葉で相手の心を掴むことで、英語レベルに関係なく楽しい交流が実現できます。
無理はしないこと
自分の英語レベルに合わせて徐々に挑戦することで、ストレスなく国際交流を楽しめます。
完璧を求めすぎると緊張や不安が高まり、せっかくのゲーム体験が苦痛になってしまうからです。
最初は簡単な挨拶や定型文だけでも十分で、理解できない時は”Sorry, I don’t understand”と正直に伝えることが大切です。
失敗を恐れず自分のペースで進めることで、英語学習とゲームの両方を心から楽しむことができます。難しい会話を必要としないゲームですので、事前に定型文をメモすると、気楽にプレイできます。
「あつまれ どうぶつの森」で学んだ英単語の例
プレイ初期から、ノートに知らない単語をメモして、あとでインターネットを使って調べました。知ってそうで意外に知らなかった単語が数々あります。
今回はそのほんの一握り、5つを紹介します。
- sorta ;kindaとほぼ同じ意味。「少し」「なんとなく」「まあね」といった口語表現
- puffy ;かわいい音で表現されているが、意味は、「腫れた」
- succulent plant ;ちょっと難しめの英語。「多肉植物」
- flimsy net ;虫網のこと。直訳すると、「薄っぺらい網」
- weeding ;プレイ初期に出る単語。「草取り」
日本語ではよく知っている単語だけど、中学英語や高校英語ではなかなかお目にかからない英単語。どのくらいご存じでしたか。
まとめ
「あつまれ どうぶつの森」(Animal crossing)は、日常英会話に特化した勉強と遊びができます。
コツは、勉強と思わないことです。ひたすらゲームを楽しみます。楽しむために、わからない言葉が出てきたらメモして、後の楽しみにして調べるといいです。
ゲームで虫や、クラフト、魚や花を集めるように、リアルの生活では次々と新しい英単語を習得します。いつの間にか、自然な日常英会話ができるようになります。
ぜひ楽しんで、住人たちと会話して、時々ゲーム内で国際交流してみたり、温かみのある世界を堪能してください。